うちだのつづり

暮らしの中で気づいたことをちょこちょこつづっていくブログです。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

親からリソースを喰われてたなと思う

私が初めてパソコンに触れたのは中学1年の頃で、機種はNECのPC6001でした。 BASIC言語を使っていろいろ遊んでました。 高校生になると、学校で富士通のパソコンFMVや、マークシート式でプログラムを入力する大型電算機でFORTRAN言語を使って電算処理していま…

喉のチャクラのアドバイスにかしこまる

YouTubeのリーディング(占い)動画が好きで、よく視聴するのは先述来ですが、最近はよく「喉のチャクラ」のカードが出ます。 一様に、自分の思いを言葉にすることをアドバイスされます。 振り返ると、私が20年前にひきこもったときの症状は「声が出ない」で…

感情とうまく付き合えないので困ってしまう

虐待などで心的トラウマを負った人が一番困るのは、自分の感情の調整が利かないことだと思っています。 この状態がどんな風かと私の経験も含めて書くと、 嬉しくなったらなったで、テンション爆上がりで、寝付かれずそわそわして、下手をしたら衝動買いや事…

言葉が痛みを伴うことになったウクライナの人々

先日、NHKのテレビ番組「クローズアップ現代」を観ました。 内容は、ウクライナの人々の言葉の意味が戦争によって変わったというものでした。 www.nhk.or.jp お風呂の「バスタブ」が空爆のシェルターの意味を帯びたり、 猫をペットとしていた人は「猫」が痛…

親が問題を抱えてばかりだったので聞き役になっていた

「わたしメッセージ」で有名なゴードンメソッドに出会ったのは、20年ほど前です。 「わたし」を主語にした物言いと「あなた」を主語にした物言いでは、印象が大きく違うというのは衝撃でした。 加えて「問題を持つ(抱えている)」のは誰か? ※平たく言うと…

小説『三体』読了で自分を振り返る

www.hayakawa-online.co.jp 小説『三体Ⅲ 死神永生』を読み終わりました。 そこで三部作読後の感想です。 小説『三体』は、全体的に重苦しい雰囲気が漂っているSF長編大作です。 一貫して、未来に確実に到来する圧倒的な脅威を前に右往左往する人類の姿が空想…

できれば失敗から学ぶことを教えてほしかった

人間、不満を裏返すと本音が見えてきます。 だから、「あ~してくれない」「こ~してくれなかった」と親への不満を口にするときは、 (親に)どうしてほしかったの? と尋ねると、自分の本音に出会えます。 最近試みにこれをやってみたら、 「失敗から学ぶ姿…

カリスマドッグトレーナーにしつけてもらいたいかも

natgeotv.jp カリスマドッグトレーナーのシーザー・ミランの番組は私のお気に入りです。 飼い主に牙をむく凶暴な犬さえその場で穏やかにしてしまうシーザーの手腕にいつも驚嘆しています。 そのとき私は気づくのです。 自分がいつも犬の立場になって番組を観…

希望の喪失が悲しみをよぶ

なんでも分析のネタにしてしまう性格の私ですが、最近は悲しみに浸っているので、悲しみの研究が最近のホットなテーマです。 喜怒哀楽と呼ばれるように、人の感情はいくつかに分類できます。 そのうちの悲しみの感情は、喪失に遭遇すると感じるとされていま…

精神疾患の親を持つ子ども・若者の社会運動

今回はクラウドファンディングのお知らせの記事です。 誰かが病を得れば、その家族には大なり小なり負担がかかります。それが長患いであれば、不安や緊張もそのぶん長引きます。 それは大人も子どもも同様です。 ストレスフルな状況を長期間体験した子どもは…

非行に走るのは敵の思うツボと考えた

親子関係が悪いのに、なぜ自分は非行に走らなかったかが私の長年の疑問だったのですが、その理由をふと思いだしたので、今日はこの辺りのことについて思いをつづります。 ※実のところヤンチャしてた宗教家の跡取りは少なくないのです。 この(過酷な)環境を…

親のためでなく自分のために

どうにも親の文句ばかりつづっている印象なきにしもあらずなこのブログですが、 そもそもをたどれば、自分のために自分でできることをやろうとの思いから始まっています。 一言でいうと、自分が喜ぶことをするです。 今まで体の奥底に沈めていた憤懣や、口に…

『三体Ⅱ 黒暗森林』は我が人生とひどく重なる

www.hayakawa-online.co.jp オモシロすぎてページを繰る手を抑えられず老眼にむち打って読んだSF小説『三体』三部作の2作目の思いをつづります。 2作目では、SF界では有名なアルファケンタウリ星系の宇宙人が圧倒的な科学軍事力でもって地球を侵略しに来るこ…

自分のルーツを知らないこと

以前、社会的養護の仕事に少しだけ関わっていました。そのときの思いを少しだけつづります。 社会的養護とは、保護者がいない子どもや、保護者のもとに置けない子どもを、保護者の代わりに児童福祉施設や里親などが養護することです。 社会的養護では、子ど…

家族が実験動物であったこと

私の片親は、自分のことを技術屋だと言うぐらいだったので、いろいろなことに対して創意工夫に熱心で、新しい技術開発が大好きな人でした。 そして、家族を利用して人体実験をするのでした。 例えば、 心霊関係では、家族を依り代にしていました。精神を病む…

メランコリーに生きると決めたのは子どもの頃だった

心理学の概念に、メランコリー気質(抑うつ気質)というのがあります。心の基本姿勢がアンハッピーな(お気楽でない)ことです。 私は、子どもの頃からこの気質だったと思い至ったので、今日はそれについてつづります。 TA・交流分析な物言いをすれば、私が…

子どもの頃からうつだったように思う。

以前の記事に、基本姿勢として自宅待機があったと書きました。 最近、これはただ「動けなかっただけ」なんじゃないかと思い至ったので、今日はこの思いをつづります。 やる気が起きない。 体がどうにも動かない。 は、うつ状態のチェックポイントです。 人は…

これといってやりたいこともない人生を生きる

ひきこもり関係で活動していた都合で、わりと長いこと自立支援に関わってきました。 自立生活の基本は、自分が何がやりたいか? なので、 これを発見し、社会と折り合いをつけながらやりたいことを実現していく手助けをするのが自立支援です。 さて、私につ…

私は血のつながりを知らない

片親が伴侶側の親戚を心底嫌っていたので、我が家では親戚づきあいはおろか、親戚の名すら口にすることが禁忌でした。 では、片親側の親戚の話ならOKかというと、これについても全く語らない人で、それは自分の親戚について批判的だったからでしょう。 とど…

戦中派の両親

このブログでは、両親の加害性をつまびらかにしているのですが、時期的に今日は戦争被害者だったという視点で思いをつづりたいと思います。 私の両親は、昭和一桁生まれなので、世界がきな臭い中で幼少期を過ごしました。特に、ローティーンの頃は直接戦争被…

日本は戦争を天災だと思っているのかもしれない

毎年この時期は、戦争について触れる機会が多くなりますが、今日は日本の平和運動について、思うところをつづります。 いわゆる平和運動をする人たちのニュースなどを見ると、原爆被害や空襲をはじめ、戦争被害そのものを天災のように語る印象を受けます。 …

ダイバダッタとガンディーと自分

今日は、親と子の関わりについて、お釈迦様とダイバダッタとの関係から、いろいろ思うところをつづります。 仏教経典で超有名な極悪人にダイバダッタがいます。 ダイバダッタがどんな悪さをしたかというと、酒に酔わせた象をお釈迦様にけしかけたり、岩を落…

SF小説『三体』に浸れば癒やしとなるか

www.hayakawa-online.co.jp 『三体』 久しぶりにハードSF物を読んだのですが、これが実にオモシロい! 科学知識がくどすぎず、人間ドラマもしっかりあって、それでいてテンポよく、ぐいぐいと物語に引き込んで、次から次にページをめくってしまう。 さすが話…

ブログの記事数だけフラッシュバックしている

複雑性PTSDを自認する私ですが、頻繁な症状はフラッシュバックです。 日常些細なきっかけで起きるのですが、そのきっかけ(トリガー)が、そこかしこにあるということに改めて気づいたので、それについてつづります。 今年の5月に始めたこのブログですが、記…

宗教2世問題は親子関係の問題かと思う

NHK「こころの時代」宗教とカルトについての第3回について思うところをつづります。 www.nhk.jp 【釈】私も、お寺の子どもとして生まれたので、そういう意味では、2世、3世、もう、結構代々続いているので、宗教19世ぐらいなっちゃうんですけども。でも…

感受性が強いんじゃないかと思い始めたが

相変わらずYouTubeで占いリーディングを観るのが好きなのですが、最近よく指摘されるのが、「感受性が強い」です。 何人かのリーディングを視聴していますが、ほぼ、全員に言われます。 ビックリです。 ということは、間違いないのでしょう。 私は感受性が強…

百鬼丸と同じ生け贄の赤子だったか

最近、アニメで「どろろ」を観るのですが、百鬼丸と自分がどうにも重なる私です。 そこで今日は、その思いをつづります。 dororo-anime.com 百鬼丸は、生まれてすぐ国主である実の父親から鬼神との取引の材料にされます。 父親は、国の繁栄と引き換えに赤子…

怒りの拳を悲しみの涙に変えて

以前は、よく「怒り」を感じていたのですが、ここしばらくは代わりに「悲しみ」を味わうことが多くなっています。 悲しみが強いと言葉を編むことができないのですが、今は少し気持ちの整理がついてきたので、この2つの感情についての思いをつづります。 ここ…

地獄を生きる人はわりといるようだ

www.eastpress.co.jp 上記の本を読んだので、読後の思いを少しつづります。 一言でいうと、この本は、 戦いの記録だ。 そう受け取りました。 著者は、孤軍奮闘、努力と根性で、ブラック企業勤め、悪徳精神科病棟暮らし、差別的生活保護担当課の監督下など、…

常識が通用しない親に濫用される

私の親は、一般常識が通用しない人たちでした。 自分が世界の中心だったからでしょう。 そんな親は、常軌を逸した指図を繰り返すのでした。 例えば、 私の工作課題か何かで金属の棒を数センチ切る必要があったとき、私の課題を横取りした親は、近くの自転車…