今週のお題「お弁当」についてつづります。
私、「お弁当」と聞くと実は少し気持ちが沈みます。
つい、親が作ったお弁当を思い出してしまうからみたいです。
とりわけ、弁当箱に詰まった白飯の姿がキツいんです。
きっとあの頃、せっかく作ってくれたのだから、食べ物粗末にしちゃいけないしで、頑張って食べていたのでしょうね。
だからキツかった。
そんなだからか、成人してからのお弁当は店屋物か自作ならサンドイッチでした。
無意識に避けていたのでしょうね。弁当箱の白飯を。
さて、こんな私が世間の人と「お弁当」の話をするのはいささか骨が折れます。
そこでは楽しくハッピーな話が期待されているのに、私にはアンハッピーな話題しか提供できないからです。
だから私は、頭を高速回転させて楽しい要素を素早く探し出して話をします。
心とは裏腹に。
痛みを抱えながら「お弁当」の話をする。
子どもの頃の体験がまだ尾を引いています。
とはいえ、実のところお店で買ったお弁当の白飯のうまさは知っているので(ほか弁のご飯のおいしいこと!!)、そのうち、お弁当にご飯を詰めてどこかに出かけようかと思っています。
焦らずそのうちに。