複雑性PTSDを自認する私ですが、頻繁な症状はフラッシュバックです。
日常些細なきっかけで起きるのですが、そのきっかけ(トリガー)が、そこかしこにあるということに改めて気づいたので、それについてつづります。
今年の5月に始めたこのブログですが、記事のほとんどは日常の暮らしの中で気づいたことです。
例えば、車に乗っていて、テレビを観ていて、本を読んで、アニメを観て、YouTubeを視聴して、人の話を聞いてなどなど、日常些細な出来事と出会ったときに、かつての自分に起きたことを思い出し、それを記事にしています。
実はこの過程が、フラッシュバックの一つの形だと思い至ったのです。
つまり、車に乗っていても、テレビやYouTubeを観ていても、本を読んでいても、人と会話していても、つい、昔のつらい記憶が今この場に侵入してきて、私の意識を占領してしまうのです。
ブログの記事の数だけ、フラッシュバックしていると考えれば、私にとってフラッシュバックがどれほど日常茶飯事か理解できると思います。
フラッシュバックとは、今ここの現実と過去のあのときを行き来する症状です。
フラッシュバックした数だけ、フラッシュバックした時間だけ、私は今ここの現実から解離しています。
有り体に言えば、魂が抜けた状態や心ここにあらずな状態です。
トラウマを負った人は、こんな漂泊した感じで日常を暮らしています。