うちだのつづり

暮らしの中で気づいたことをちょこちょこつづっていくブログです。

精神疾患の親を持つ子ども・若者の社会運動

今回はクラウドファンディングのお知らせの記事です。

 

誰かが病を得れば、その家族には大なり小なり負担がかかります。
それが長患いであれば、不安や緊張もそのぶん長引きます。

それは大人も子どもも同様です。


ストレスフルな状況を長期間体験した子どもは大人になっても心や体の不調を抱えやすいことはACE研究で明らになっています。

そのときもし、子どもが自分の置かれた状況を誰かに話せるならば、そして共感を得られるならば少しは心も安まるでしょう。


でもそれは、病者である親をなんだか悪者にしてしまいそうで、なかなかできないことでもあります。
とりわけ、自分の親がメンタルヘルスを害していることは話しづらいものです。

精神の病に対する偏見が誰の心にもあるからです。

ストレスの中にあり、ストレスを抱え込みながら大人になっていく子どもたちに必要なことはなんだろう?

 

考えてみたところ、
その1つはきっと、これまで与えられなかった環境の提供だと思います。

そしてそれは、自分の家族のことを気楽にフツーに話せる場です。

今、当該若者たちが、世の中に圧倒的に不足しているそんな場を作るための土壌を育もうとしています。
大人たちが十分に提供できていない社会資源を自らの手で開発しようとしています。

そのためのクラウドファンディング実施中です。camp-fire.jp