うちだのつづり

暮らしの中で気づいたことをちょこちょこつづっていくブログです。

家族が実験動物であったこと

私の片親は、自分のことを技術屋だと言うぐらいだったので、いろいろなことに対して創意工夫に熱心で、新しい技術開発が大好きな人でした。

そして、家族を利用して人体実験をするのでした。

 

例えば、

心霊関係では、家族を依り代にしていました。精神を病むリスクが高いので原則禁止の技法です。

結果として、効果は高いが負担が大きすぎるのでやめたようです。

 

暮らしの便利器具関係では、実家は薪で風呂を沸かしていたのですが、炎の勢いを増すために炉に管で灯油を注入する器具を開発して設置しました。ところが、扱いが難しく家人が炎に包まれる事故が起きました。※幸い髪の毛が燃えただけでした。

結果として、危険なのでやめたようです。

 

治療法関係では、私が足を捻挫したら、あんまに連れて行き施術の激痛に泣きわめく私を無視して何度も施術を依頼してました。

※おかげで捻挫は悪化しました。捻挫のケアは冷やして固定(安静)が原則です。

結果として、捻挫の治療でのあんまはやめたようです。

 

事ほどさように、片親は自分の思いつきに家族を巻き込み、人体実験を当たり前にしていました。

こんな風に、

人をモノのように利用する片親は、基本的に他者への配慮がないというか、相手の立場を思いやる想像性が欠如していました。

片親が、他者とうまく関係を築けなかったのもよく分かります。

今で言う特別な支援があればよかったのかもしれませんが、半世紀以上前の日本では望むべくもなかったことなのでしょう。