うちだのつづり

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SF小説『三体』に浸れば癒やしとなるか

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『三体』

久しぶりにハードSF物を読んだのですが、これが実にオモシロい!

科学知識がくどすぎず、人間ドラマもしっかりあって、それでいてテンポよく、ぐいぐいと物語に引き込んで、次から次にページをめくってしまう。

さすが話題の空想科学小説! 一級品です。

 

さて、私の話です。

私は空想の世界によく遊んでいました。

きっと、つらい状況から逃避するためでしょう。

 

 

空想の世界なら自由に楽しく過ごせるので、現実で傷めた心が癒やされます。

心理学的に言うと、そうすることで自己回復を図る(心を保つ)となります。

体は奪われても心は奪わせない! そんな決意をうっすらしていた記憶もあります。

 

さて、この空想癖。フラッシュバック同じく解離の一種でもあるのです。

だから、度が過ぎないように注意が必要なのです。

空想の世界に浸りすぎると、現実世界では暮らせなくなります。

私は、現実世界で遊んでいる友達とは話がどうにも合いませんでした。そのため、ぶっ飛んだ会話しかできない私を少なくない人が変人だと思っていたでしょう。

私は子どもの頃、正直危険領域にいたかもしれません。

 

こんな心配な空想癖ですが、もしこの空想する能力をアイデア作成力として活用できるならば、仕事への道が開けます。

空想力を映画の道に生かしたのは、映画監督のスピルバーグが有名ですね。

SFと呼ばれる空想科学小説の作家さんも似たもの同士でしょう。

 

傷は癒えて糧となる。

アルコール依存症家族会で覚えたフレーズが思い出されます。