今日は、齢50も半ばになってやっと気分転換ができるようになったという話です。
以前の記事で、私は家族や友だちとの交流よりも映画やテレビからいろんなことを学んだと記しましたが、実を言うとうまく学べないことがたくさんありました。
登場人物が何言っているのか意味が分からなかったからです。
その中の一つが「一晩寝てスッキリして」とか「気分転換にドライブして」とか「週末何するの?」でした。
いずれもストレスから開放される時間を楽しむ。
気分スッキリ!
その後フレッシュな状態で仕切り直してストレス事案に改めて対処するって意味合いです。
私、これがまったく分かりませんでした。
だって、一晩寝ようがドライブしようが週末に楽しいことがあろうが、私の運命が好転しないという事実は変わらなかったからです。だから気分はいつも重苦しかった。
そのため、気分を転換する映画やテレビのセリフは私には理解できなかったのです。
つまり私は嫌な気分はスッキリ転換できるんだってことを知らなかったのです。
そうなので、私に気分スッキリ! はない。そんな人生だ。そう思っていました。
ところが、両親や寺院のしばりから解放され、宗教上信仰上や心霊的なしばりから解放された今、なんと私にも気分転換ができる! ってことを発見したのです。
どうやら、私の人生にも気分スッキリ! がやってきたようです。
現在、
とりあえず一晩寝ると頭がスッキリします。 これにはビックリ。
嫌な気分もしばらくすると落ち着いてきて、冷静に考えられます。
昔はあたふたと焦って考えていましたが、今は余裕を持って考えられるので落ち着いていろんなことに対処できます。
一番の驚きは、気分が楽しいことは楽しい。そして楽しい気分で帰宅してそのまま持ち越してもつらいことはない。
いっそ楽しいことなんかなかった方がいいなんて後悔しなくてもいい。楽しいことは楽しいままだってことです。
以前は楽しいことが起きるとそれに付随するように必ず嫌なことが起きるので、あらかじめ心の準備をしていたのですが、それが不要になりました。
今は楽しいことは楽しいままなんです。ヤッホーです。
一番ありがたいことは、
気持ちって自然と穏やかになることが判明したことです。
嫌なことがあっても休息しながら待てば自然と元のいい状態に戻る。基本的に暴走はしない。よくできたもので人体ってデフォルトでそうなっているみたいです。
これまでの私は、(親と同様に)感情が暴走しやすくキレやすかったので、むりやり気持ちを抑え込んで冷静にしていたのですが、それはどうもストレスフルな状態だったからみたいです。
今のように、基本穏やかな気持ちでいられれば、ときどき波風立っても、時に激怒したり撃沈することもあっても、そのうち穏やかな凪の状態に戻るみたいです。
そう、一晩寝たり、ドライブしたり、週末楽しいことしたりして気分転換すれば。
人生にスッキリ! がやってきて、私は気分が転換できる人間になったようです。
ありがたやありがたや。