今回は、「科学がつきとめた「引き寄せの法則」(ジェームズ・ドゥティ著 桜田直美訳 SBクリエイティブ)の読書感想文です。
正直、引き寄せの法則って目にすると怪しい感じがするのですが、著者はスタンフォード大学の脳神経外科で教授だそうで、いわゆる「引き寄せ」を脳科学的に解明してくれています。
簡単に言うと、望む未来を繰り返しイメージしてると、脳がそのイメージに沿った情報をキャッチしやすくなるので、実現しやすくなるのだそうです。
といっても、何でもかんでも実現できるわけではなく、社会に貢献しつつ自分の夢を叶えるようなイメージが可能性が高いとか。
例えば、医師になってたくさんの患者のためになりたいとか、世界中の人々を自分の芸でハッピーにしたいとかだそうです。
社会的生き物である人間の脳は「誰かのため」を喜ぶからだそうです。
本書では、そんな望む未来を実現するためのワークプログラムが詳しく載っています。
さてそのプログラム、
心理療法でも、自分の望むことができたイメージをして、そこに向かって今から何をしようか? って考えるやり方があります。
例えば、健康になりたいのなら、すでにもうk健康になっている状態をイメージして、そのときどんな風に暮らしているか? を具体的にイメージして、それを今から実践していくのですね。結果的に、健康になっているという算段です。
これに近い印象を持ちました。
振り返れば、私の将来のイメージや人生設計は、おおよそ暗く沈んだものです。あるいはまったくイメージできないとか。
これだと、無意識に暗く沈んだ未来に向かっていってしまいそう。
実のところ、過去の憂いが一区切りし出した最近、
じゃ、これからどうやって生きればいいの?
が大問題な私でした。
暗く沈んだ未来しか描けない私にとって、親の問題が片付いたのはいいけど、自分の人生を歩むってどうやったらイイの? と大きく戸惑っていたのです。
まさに人生スタック状態。
そんな私にとって、この一書は新しい道しるべになっています。
社会貢献と自分の望みが一致するイメージを描く!
そのために、まずはリラックスして、社会いや世界から支えられている実感をたっぷり味わっているところです。