うちだのつづり

暮らしの中で気づいたことをちょこちょこつづっていくブログです。

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

警戒してると今の幸せを逃してしまうのさ

複雑性PTSDを自認している私は、必要以上に警戒する癖があります。生きていくことに怯えているからです。そのせいで、目の前の幸せを辞退して生きてきたなぁとこれまたふと思ったので、それについてつづります。 警戒というのは、まだ起きていないヤバいこと…

コミュ障だった親の気持ちがやっと分かってきたかもしれない話

今日は、親はまったくコミュニケーションが取れなかったんだぁ! と思い至ったので、それについてつづります。 まず逸話を一つ。私が中学生になった頃、親が進研ゼミや通信の参考教材を購入したのですが、私はさほど熱心にやらなかったんです。ほぼ買ってき…

寺の家族に魂の解放がやっと訪れたかもしれない話

今日は、以前から謎だったFreedomとLibertyについて親との関係を交えてつづりたいと思います。 自由というのは「フリー・Free」だと子どもの頃から思っていたのですが、これが中学の英語の授業で一変します。教科書はニュープリンス(昭和版)で、そこで自由…

親が嫌う私の名前は実は縁起がいいらしいこと

以前にも書きましたが、私の片親は、私の名前が大っ嫌いで私に向かっていつも私の名前をなじってました。私が名付けたのではないのに。そんななので、名付け親であるもう片方の親に自分の名前の由来について詳しく聞けませんでした。 ところが最近、自分の名…

子どもの頃から警戒している私のトラウマ その2終わり

※前回の続きです。 親たちが毎日毎晩家のあっちこっちで怒鳴り合う我が家で、私はじっと耳を澄まして警戒していたのでした。 実のところ、監視のように視覚で警戒する場合、監視範囲は前方上下左右それぞれ180度(つまり半球形)ぐらいしかなく、しかも暗闇…

子どもの頃から警戒している私のトラウマ その1

複雑性PTSDを自認している私ですが、今回は、症状の中の「脅威の感覚の高まり」について数秘11よろしくひらめいたので、これをつづりたいと思います。 私は子どもの頃からずっと、目を閉じるとテンション爆上がりしていました。目を閉じるといろんな考えが次…

個人が社会に溶け込む世界のSF小説『ハーモニー』を読んで

今回は、伊藤計劃の2作目『ハーモニー』を読んだ感想です。 世界は前作『虐殺器官』でスゴいことになった後、その反省にもとづき争いのないユートピアを構築したようです。そこでは人の身体や精神の「健康」が一番価値が置かれ社会全体が個人の健康にものす…

『虐殺器官』を久しぶりに読んだら痛いほど身につまされた話

相変わらず世界中で戦争や諍いのニュースに触れているせいか、人間にはデフォルトとして虐殺を起こす器官が備わっているというぶっとんだ設定のハードSF小説『虐殺器官』(伊藤計劃)を読みたくなって、本棚から引き出して再読しました。 やっぱり面白い! …

人権を認めない人は少なくない。だから言論する。

鷲田清一の『所有論』を読んで考えたことについて、今回は、所有権は相手次第ということについて思いをつづります。 西欧の所有に対する考え方、とりわけ「所有する権利(所有権)」は、わずかな自分の持ち分を絶対領主からせめて奪われないようにと必死に戦…

親からもらったのは不信と恐怖だったかな

今回は、鷲田清一の『所有論』を読んでひらめいたことをつづります。 ナニカを所有する際には、一時的な預かりものという意識・たしなみが必要だと思ったのですが、ということは、ナニカは譲渡されるということを意味しています。 どういうことかというと、…

親の所有物だった私が「所有」について考える その2終わり

@@@@@@@前回は、 鷲田清一の『所有論』を読んで、なにかを所有するには心得というか「たしなみ」が必要だなと思って、それには、所有の概念は毒性が強いので、なんらかのしばりをかける必要があって、そしてそのしばりとは、「一時的」と「預かる」 …

親の所有物だった私が「所有」について考える その1

私は私の親たちから所有物としてずっと扱われてきました。なにをするにも親たちの許可が必要で、親たちの都合を優先せねばならず、親たちの要望を答える道具としてのみ生きてきました。それは、所有物は自分の思いのままに取り扱っていいと親たちが思ってい…

お経はチャネリングの記録じゃないかと思った話 その4最終回

前回の続きです。 さて、私は心理師ですが、心理学・心理療法には必ず始祖がいます。フロイトだったりユングだったりパールズだったり、アドラーだったり、エリック・バーンだったりです。 始祖の弟子たちやその後進たちはコミュニティー(流派)を作り、始祖…

お経はチャネリングの記録じゃないかと思った話 その3

前回の続きです。 ここで、当時の社会情勢に目を転じてみます。大乗経典はお釈迦様が亡くなって500年ほど経った頃に編纂されだしたと言われています。当時は、騒乱や災害や差別や犯罪など日常的で、悲劇はそこかしこで起きていたようです。そんな救いようの…

お経はチャネリングの記録じゃないかと思った話 その2

前回の続きです。 いきさつを言えば、これまたYouTubeがきっかけです。※どんだけYouTube好きやねん!これまでタロット占いやリーディングの動画を見ていることは再三つづっていますが、チャネリングを取り入れているリーディングも少なからずあって、そのお…