世間には、部下に感謝を示す上司はいい上司だ。
という認識があるようですが、
正直なところ、上司から「いつもありがとう。感謝しています」と言われると、どうにも飲み込めない気持ちになる私です。
このあたりのことについて、思いをつづりたいと思います。
上司から「いつもありがとう。感謝しています」系の感謝やねぎらいの言葉をもらった時、私はどういう言葉を口にしたくなるかというと・・・
それは、
「お前に感謝されたいんじゃね~よ」
です。※あ~口の悪いこと!
もちろん口には出しません。社交性を発揮して「ありがとうございます」と微笑みます。
こんな自分の気持ちを少し探ってみると、続きの台詞がありました。
なんと、
「じゃなくて、オレが感謝するような仕事をさせてくれよ!」でした。
あらまぁ。
つまり私は、
「上司が私に感謝するんじゃなくて、私が上司に感謝するような仕事がしたいんだ!」
って思ってたのですね。
「この仕事させてくれてありがとう!」
ッて言いたい。
自分の本音にビックリです。
きっと、自分の能力を存分に発揮したい!
って思いが強いのでしょう。
キャリアアンカーというテストで、専門職へのこだわりが強い人とは出ていたのですが、まったくその通りでした。
これまで人様の自立支援とか就労支援とかやってきて、人の仕事へのこだわりには敏感でしたが、
思いがけずこんなところに自分の仕事へのこだわりが潜んでいたので我ながら驚きでした。