アルコール依存性家族会では「委ねる」「任せる」「手放す」が重要なテーマでした。
依存症家族は、依存症者の飲酒を管理したり、やらかしたことの尻拭いをしたりして、まともじゃない家庭をフツーに戻すために、自分の人生をかけます!
たとい自分の人生が壊れたとしてもその使命感は捨てません。ある意味、使命を果たすことに依存しているからです。
そこで、
家族たちのこの悪い癖を直すため、家族会では、相手の問題は相手に任せ、その結果は天に委ねることでこの依存という呪縛を解くのでした。
私の例をつづります。
私はそれまで、頻繁に起きる突発的な親の困りごとを親に変わって片付けることが、私の責任だと思っていました。
それで、
学校から帰ってきたら、居間に入ったら、風呂から上がったら、すでにもうパニック状態の親に代わって、自分のことは二の次に、私はいつでもすぐに親の問題解決に取りかかっていました。
そんなことを数十年も続けていた私は、あるとき自分の人生をひどく浪費していることに気づきました。
そこで私は、
家族会の方針を採用し、親のことは親に任せることにしました。
そして代わりに、
自分の世話に時間を使うようにしました。
おかげで、
以前よりは重圧から解放され、だいぶ自由に暮らせるようになりました。
とはいえ、
最近、カード占いの動画をよく見るのですが、アドバイスとして「流れに身を任せる」とか「手放す」のカードがよく出てきます。
まだまだ、人に委ねられないことが多いんだなと思います。
私は、まだまだ余計な荷物を手放せるようです。
ということは、
私には、もっと身軽になって楽に生きられる余地があるってことです。
私は、もっと自分中心に生きて、もっと身軽になっていいみたいです。