先述のひきこもりに惹かれたワケに続くのですが、
私がひきこもりに惹かれた理由はもう一つあります。
トラウマです。
ひきこもりは依存症と似ている! と直感したように、
私は、
ひきこもりはトラウマを負ったために人との関わりを極力避けている!
と直感したのでした。
にもかかわらず、
ひきこもりは、なまけや親の甘やかしだ、もっと厳しく扱えば性根を入れ替えて働くだろう、学校に行くだろうという風潮がありました。
誤解です。
ひきこもる人は、本当は、
いじめや、親との関係でトラウマを負ったために、人と関わることがどうしようもないほど耐えがたくなり、ひきこもることで安全と少しばかりの安心を得ている。
のです。
だから、
この誤解を解かねば!
そんな強い思いから20年活動してきました。
改めて振り返ってみて、
世間の誤解によって害を被っている。
そんな立場の人にどうにも心惹かれるのだと得心したのでした。