うちだのつづり

暮らしの中で気づいたことをちょこちょこつづっていくブログです。

宗教が虐待を正当化しないように

宗教2世が苦労することといえば、

自分たちの被害が、自分たちの成長のチャンスとされてしまうことだと思います。

 

宗教2世の親たち※は、自分たちの都合のいいように物事を解釈して、子どもをだますことに長けています。

※親や関係する大人たち

 

親たちの手にかかれば、体罰や、暴力や、暴言や、ネグレクトなどの子どもの害毒となる苦痛な体験は、すべて子どもの成長の糧として肯定されてしまうのです。

一般的にも、「神は乗り越えられない試練は与えない」という言葉は有名ですが、何でもかんでもこの理屈にあてはめて、だから耐えてガンバレ! としてしまっているかもしれません。

 

あるいは、罪の償いのためだと正当化しているかもしれません。

 

でもこれらは間違いなく虐待の正当化です。

誤った行為をただすのが宗教であり、誤った行為を正当化するのは犯罪者の所業です。

 

宗教界では、苦行こそが問題解決の道だという倒錯した考えは珍しくありません。

だからこそ、

宗教の教えが、虐待を奨励することにならないよう気をつけねばならないと思っています。