うちだのつづり

暮らしの中で気づいたことをちょこちょこつづっていくブログです。

生まれてゴメンとは思わないけど面倒かけてスマンねとは思う

親からひどい仕打ちを受けた子どもは、

ボクが悪いからなんだとか、

生まれてきてごめんなさい、

という気持ちになる言われています。

きっと、

お前が悪いから!

約束破るから!

言うこときかないから!

って洗脳されているからだと思います。

 

さて、

なかなかひどい仕打ちを受けたと自認している私ですが、自分がもっといい子であればとか、生まれてきてゴメンとかは思いませんでした。

たぶん、前者のような親の関わり方ではなかったからでしょう。

 

私の親は、子どもに言って聞かすことは一切せず、自分の要求を一方的に言うばかりでした。

とりわけキレたときはこの傾向がひどく、ひたすら訳の分からないことを怒鳴り続けるばかりでした。

何を言われているのかまったく分からない私は、ただじっと怒鳴られていました。

 

親の言い分は支離滅裂で、まったく理解できないために洗脳されなかったことは幸いかもしれません。

 

とはいえ、お前のせいで迷惑しているということはしょっちゅう言われていました。

日常の世話や学校関係での煩いごとなど、面倒ばかりかけるくせに親の役に立たない私は、親にとって間違いなく厄介者でした。

 

ケアばかり受けてケアを返さない。

子どもの知能でも、この理屈は分かります。

確かに私はケアばかり受ける厄介者でした。

 

そのため私は、

面倒ばかりかけてすみませんね。

自分がいない方が楽でいいでしょ。

ここにいてゴメンね。

という風に、親に対しての謝罪というより申し訳なく心苦しい気持ちでいっぱいでした。

 

実のところ、

これらの思いは、生まれてきてごめんなさいにリンクします。

ということは・・・、

 

結局、私は間違いなく虐待児だったのでした。