うちだのつづり

暮らしの中で気づいたことをちょこちょこつづっていくブログです。

お経で成仏世界を引き寄せること

前記事の『科学がつきとめた引き寄せの法則』の要点は、自分の望む状態(引き寄せたい未来)のイメージを繰り返し思い描くことで、そのイメージに沿った情報を無意識に受け取れるように脳の配線を引き直し、その情報をもとに適切に行動することで、自分の望む未来を手にするということでした。


なりたい自分とか望む状態を常に意識して意図して行動することで、少しずつ現実化していくってことです。

 

心理学的には割とオーソドックスなこの理想実現のやり方が、あるときふと私の中でお経の効果(功徳)と一致したのでした。

そこで今回は、数あるお経の中でも「法華経」の効果(功徳)について『科学がつきとめた引き寄せの法則』的に考えたことをつづります。

 

さて、
法華経は、ビジュアル的にとても豊かなお経です。
内容としては、苦悩するお弟子さんたちにお釈迦様が思いやり深くお説教する場面や、法華経を信仰する人たちが苦境に陥ったときは自分たちがしっかり護ると力強く宣言する神様たちの姿がほぼ全巻を通して記されています。

 

そこには、苦悩する人が法華経の教えを受けて苦悩から解放され、そのことを仏様たちや神様たちが歓喜踊躍して大喜びする姿がたくさんたくさんあります。

おかげでこれを読む私たちは、まさにその場に立ち会っているような気持ちになります。

 

そんなことから、
法華経って、自分が望むイメージを繰り返し思い描くことで、自分が望む状態を引き寄せることを意図しているんじゃないかって思ったのです。

 

具体的にいうと、法華経を何度も何度も読むことで思いやり(慈悲心)が基盤となっている成仏世界のイメージを頭に染み渡らせ、あたかも仏の世界で仏として生きているような自意識にさせ(脳の配線を変え)、

それによってこの世で成仏につながる情報(善知識)を無意識に受け取り、成仏につながる言動(八正道)を繰り返すことで、知らずリアルに成仏状態になっている=成仏状態を引き寄せている=成仏世界を引き寄せる=自分が望んだ成仏世界をが実現させるという風な意図です。

 

つまり、
すでにもう仏になった意識で暮らす(即身成仏)。あらゆる物事をそのままに引き受けつつあらゆるものを慈しみ思いやり暮らす。そうすることで成仏世界を生きる。
それが法華経を読むことで叶う。
それが法華経の効果(功徳)なのかもしれないなぁ。
そんなことをふと思い至ったのでした。

 

正直ぶっ飛んだ経典解釈ですが、なんとなく腑に落ちる私です。
宗教家であった両親からひどい仕打ちを受けたために、両親が信ずる信仰への不審感から信仰自体に強く制限をかけていた私は、半世紀かけてやっと両親の息のかからない信仰を手にした思いです。

また一つ腹がすわった感じで喜びつつ毎日お経を読めるようになりました。
毎日お釈迦様たちと出会いお釈迦様たちの思いやりの心にふれています。

 

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