少し前に、NHKの科学番組を観たのでした。
日本人のルーツはタイやミャンマーの南方の人たちで、
氷河期の頃、「生きるために前に進んだ」人たちが私たちの祖先で、
その後たくさんの民族と交雑しながら日本人となってきたとのことでした。
そういうことから、日本は昔から多民族国家だったと結論付けていました。
それは、
日本人はいろいろなもの受け入れる性質(たち)だということを意味していると思います。
私が子どもの頃は、日本の工業をして欧米の科学技術の猿まねが得意だた揶揄されていました。
日本人は、クリスマスを祝った1週間後には神社仏閣に初詣したり、結婚式を教会であげて、お葬式は仏式だったりします。
それゆえ、日本人はホントに節操がない! という意見もありますが、今回の番組を観た後は、実は寛容なのかもしれないなと思うのでした。
そして、
日本は、ムラ社会なので自分と違う人たちを排除する傾向が強いと言われ久しいのですが、古代にまで遡れば、どっこいとても寛容な人たちだったようです。
多様性が重視されるようになった現代、もう一度、DNAに従って本来の日本人に戻る時期が来たような気がしています。