うちだのつづり

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小説「機龍警察」感想文

「機龍警察」シリーズは、早川書房から刊行されている月村了衛作の小説です。

 

機龍といえば、私の中ではメカゴジラなんですが、

本作では、最新型の人型兵器である機甲兵装、つまりガンダムみたいなロボットのことです。

本書は、それを配備した警視庁特捜部の面々が主人公の警察物で、

ほんの少し先の未来小説です。

 

毎回、警察物の定番の警察組織の陰と、世界情勢を反映した犯罪・テロ事件と、軍事・銃器と、SFとが絶妙のバランスでもってテンポよく展開し、それでいて一人一人の人物像を丁寧に描いてあるので、心震えるほど共感します。

ロボットの扱いも陳腐でなく、適宜必要な量の活躍があります。

エンターテイナーの要素を全て盛り込んだ本作は、私のここ最近の一番の名作です。

 

さて、

その感想文ですが、長々と書くのはやめて、各巻主要登場人物への労いの言葉を一言ずつ、つづりたいと思います。

 

機龍警察

ハードだな。

 

機龍警察 自爆条項

ツラいな。

 

機龍警察 暗黒市場

報われたな。

 

機龍警察 未亡旅団

悲しいな。

 

機龍警察 火宅

みんな色々あるんだな。

 

機龍警察 狼眼殺手

救われたな。

 

機龍警察 白骨街道

みんな! スゴいぞ! まっすぐだ!

 

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