うちだのつづり

暮らしの中で気づいたことをちょこちょこつづっていくブログです。

定型発達として片付けられたくないこと

発達障害について語られるとき、よく口に上るのが、

定型発達です。

「ていけいはったつ」と言います。

 

脳が発達障害の特性を持たずに発達したという意味です。

正常な発達をした、標準的な発達をした、一般的な発達をしたなんて意味を含みます。

 

これはまた、そのような人を指すときにも使われます。

特に、略した形で、

「定型だと○○だけど」「定型の人は○○なので」なんて風に、

発達障害ではない人について語るときに使われます。

 

私は、発達障害ではないので(※厳密に言うと診断されてないので)、この分け方だと定型の部類に入ります。

 

定型発達してきたとなります。

 

これが嫌なんです。

 

虐待や逆境体験をした子ども、マルトリートメントを受けた子どもの脳は、そうでない子どもと比較して縮んだり変形したりしているのだそうです。

 

参照サイト:

 marutori.jp

 

 

つまり、定型発達していないのです。

 

私の養育歴は、これに当たります。

私の特性も、不適切な養育をされた人の状態・症状に当てはまります。

 

だから私は、定型発達ではないのです。

 

にもかかわらず、定型とジャンル分けされることは不愉快です。

きちんと私のことを分かってほしい。

そんな思いです。

 

発達障害以外にも非定型に脳が発達している人たちはたくさんいるのです。