うちだのつづり

暮らしの中で気づいたことをちょこちょこつづっていくブログです。

宗教観と家族観は関連するらしい

↓この書籍の第6章によると、

www.kitaohji.com

 

その人の宗教に対するイメージと、その人が持つ家庭・家族のイメージは共通しているとか。

 

そこで、自分のことを振り返ってみると、

宗教2世である私が持つ宗教のイメージは、恐ろしいものでした。

パターナリズム、家父長的、強権的、支配的、そんな言葉が当てはまります。

 

絶対権力者である神様仏様の意向に沿わねば恐ろしい罰がある。

そんな思いを抱いていました。

 

そしてこのことは、

実の家、家族についても同様の思いでした。

私は、親を愛着の対象として感じたことはなく、従わねばならない存在とだけみていました。

 

抜けられないブラック企業に勤めてしまった。

子どもという職に就いている。

今風にいえばそんな感覚だったかもしれません。

 

宗教観と家族観は関連するようです。

 

半世紀かけてやっと今、そんな宗教観と家族観から抜られたのですが、

それはもう、脱会、脱マインドコントロールと同じ苦悩だったのではと思えます。

 

それは、

脱退の罰として魂がやられる恐怖との戦いであり、

一般社会の価値観になじんでいく、つまり一般社会に入会していく数十年のプロセスでした。